主催者のやること
大会を開く際に主催者がやることは、「大会前の準備」と「大会当日の進行管理」の2つがあります。
大会前の準備
大会当日の進行管理
ラウンド「1回戦」や「決勝」など、試合の区切りをラウンドと言います。その他の用語の説明はこちら
大会の作り方
- タイカイサポートを開き「大会をつくる」を押します。
- 日程やルールなど、必要な情報を入力します。
- 内容を確認して「大会を作成する」を押します。
大会の設定項目
大会名
- 32文字まで入力することができます。
- 公序良俗に反する名称を設定することはできません。くわしくはガイドラインをご覧ください。
開催日時
- 大会を開始する日時を設定します。
- 「Nintendo Switch Online」（有料）の有効期限に注意してください。未加入の状態でタイカイサポートを利用することはできません。
参加チームの募集期間
- 参加チームのエントリーを受け付ける期間です。
- 参加チームを確定すると、大会の設定を変更することができなくなります。
- 募集期間の終了時点で、１チームに必要な人数が揃っていないチームは、自動的にエントリーがキャンセルされます。
- 募集期間が終了してから、対戦表を公開することができるようになるため、募集期間の締め切りと開催日時は十分に期間を空けることをオススメします。
大会形式
リーグ
- 参加チーム同士が総当たりで対戦を繰り返す大会形式です。
- 順位は次のルールで決定します。
- 勝利試合数 ＞ 勝利バトル数の多さ ＞ 負けバトル数の少なさ ＞ 直接対決の結果 ＞ エントリーナンバー順
トーナメント
- 勝ち抜けたチーム同士で対戦を繰り返す大会形式です。
- トーナメント形式では、予選のなし/ありを選択することができます。
- 予選リーグなし
全ての参加チームがトーナメントに参加することができます。
- 予選リーグあり
最初に3〜10チームごとに組を作って、総当たりのリーグ形式の予選を行い、上位のチームだけがトーナメントに参加することができます。
参加チーム数が「1組ごとのチーム数」に設定した数を上回らなかった場合や、6チームよりも少なかった場合は、自動的に予選リーグなしでトーナメントが行われます。
予選リーグは自動進行です。
- 1組ごとのチーム数
- 「予選あり」の設定にしたときに、予選の1組のチーム数を指定することができます。
- 参加チーム数が1組ごとのチーム数で割り切れない場合は、1組ごとのチーム数は自動的に変動します。
- 通過チーム数
- 「予選あり」の設定にしたときに、予選の1組から本戦に進むことができるチーム数を指定することができます。
- ブロック分け
- トーナメントを複数のブロックに分けることもできます。
- ブロック分けは参加チームが確定した後に対戦表の編集から設定できます。
- 対戦表のブロック分け
スイスドロー
- スイスドローとは、勝敗に基づき実力の近いチーム同士が対戦する大会形式で、全ての参加チームが大会終了まで試合を行います。
- 1回戦の対戦相手はランダムで決まります。
- 順位は次の優先度に従って、勝点などの指標を比較することで決定します。
- 勝点 ＞ OMW% ＞ GW% ＞ OGW% ＞ #（エントリーナンバー）
- 各指標の詳細はこちら
- スイスドローの結果は、スイスドロー順位表に表示され、各ラウンドの全試合終了後に更新されます。
- スイスドローでは、プレーオフのなし/ありを選択することができます。プレーオフは、スイスドロー順位表の上位チームだけが参加できる優勝決定トーナメントです。
- プレーオフなし
- スイスドローの順位によって大会の優勝チームが決まります。
- プレーオフあり
- スイスドロー後のプレーオフによって大会の優勝チームが決まります。
- 主催者はプレーオフに進出できるチーム数を指定することができます。
参加チーム上限
- 大会にエントリーできる最大チーム数を指定することができます。指定できるチーム数は、トーナメントとスイスドローは最大1024チームまで、リーグは最大10チームまでです。
※大規模な大会を開催する場合は、許諾申請が必要になります。くわしくはガイドラインをご覧ください。 - 指定した数の上限を超えてエントリーがあった場合、以降にエントリーしてきた参加チームはキャンセル待ちの状態になります。
- キャンセル待ちのチームは、エントリー済みのチームが何らかの理由でエントリーを取り消した場合に、キャンセル待ちの順番が若いほうから繰り上げでエントリーされます。
- 参加チームを確定するまで、参加チーム上限を変更することができます。ただし、既にエントリーしているチーム数より小さくすることはできません。
勝利条件
- 1試合の決着に必要なバトルの勝利数です。
- 「2」と設定した場合、先にバトルを2勝したチームの勝利となるため、1回の試合でバトルが最大3回行われることになります。
※ 1試合に必要な勝利数が多ければ多いほど、大会時間が増加するため「大会にかかる時間」を確認して調整しましょう。
ルール
- 設定するとタイカイサポートの部屋に自動的に反映されます。
- 部屋の親のプレイヤーは設定を変更できます。
- ナワバリバトル、ガチエリア、ガチヤグラ、ガチホコバトル、ガチアサリの中から選択することができます。
- 複数のルールを設定した場合、先頭のルールがタイカイサポートの部屋に反映されます。先頭以外のルールに自動では変更されないため、部屋の親のプレイヤーによる操作が必要です。主催者は、あらかじめ参加者にどのようにルールを変更するか周知しておいてください。
ステージ
- 設定するとタイカイサポートの部屋に自動的に反映されます。
- 部屋の親のプレイヤーは設定を変更できます。
- バトルで使用可能なステージを選択できます。
- おまかせステージの自動除外
おまかせで選ばれたステージでの対戦が終了した際に、そのステージが自動的におまかせの対象から除外されます。
バトルを中断して無効試合になった場合は除外されません。
全てのステージが除外された場合、次のバトルでは大会で指定されているステージが全ておまかせの対象に戻ります。
準決勝/決勝戦の設定
- 準決勝と決勝戦だけ、別の勝利条件（バトルの勝利数）を設定することができます。
ギアパワー
- 「基本ギアパワーのみ」をオンにすると、追加ギアパワーの効果が発生しません。
- 設定するとタイカイサポートの部屋に自動的に反映されます。
- 部屋の親のプレイヤーは設定を変更できます。
対戦形式
- バトルに参加できるチームの人数です。
- 開催する大会のルールに応じて、1vs1～4vs4までを選択することができます。
- この項目は、実際にタイカイサポートの部屋に入れる人数を制限するものではありません。
1チームのメンバー数
- 1チームのメンバーは対戦形式に設定されている対戦者数に加え、補欠メンバーを2名まで設定可能です。
- 1チームのメンバー数は最大6人となります。
- 例として対戦形式を「4vs4」とした場合、チームの補欠メンバーとして最大2人まで追加エントリーすることができるため、1チームのメンバー数は「6」まで設定することができます。
招待チーム枠
- 特定のチームを確実に大会に参加させたい場合に使用することができます。
- エントリーしているチームの中から「招待チームにする」ことで招待チームとして設定することができます。
対戦表の戦績詳細
- ONにすると、大会中に対戦表から見られる各試合の戦績において、使ったブキなどの戦績詳細が主催者以外には表示されなくなり、バトルメモリーもダウンロードできなくなります。
- 大会が終了すると戦績詳細が表示されるようになり、バトルメモリーもダウンロードできるようになります。
その他の大会ルール
- タイカイサポートで指定できない独自のルールが存在する場合はONにしてください。ONにすると大会概要に「その他の大会ルール あり」と表示されます。
- タイカイサポート内でその他の大会ルールの説明を入力することはできません。ホームページやSNSなど、別の手段で参加者に告知してください。
以前の大会設定をコピーする
- 過去に開催した大会の設定をコピーして、同じ内容で開催することができます。
- 開催日時と募集期間を除く、すべての項目がコピーされます。
大会の編集
参加チームを確定するまでは、大会の設定を変更することができます。
開催日時を変更した場合のみ、全ての参加者に通知が送信されます。通知の詳細はこちら
ただし以下の項目は、大会作成直後から変更不可です。
- 対戦形式
- 1チームのメンバー数
- 招待チーム枠
大会の削除と中止
大会概要の画面から行うことができます。
開催日時から12時間経過しても終了していない大会は自動的に中止になります。
- 募集期間の開始前
大会を削除することができます。
- 募集期間の開始後
大会を中止することができます。募集の開始後に大会を削除することはできません。
中止した場合は参加者に通知が送信されます。
大会のオススメ設定
大会の規模に応じたオススメの設定を紹介します。
いずれの場合も、大会の告知やルールの整理など、準備に時間がかかることがあります。慣れるまでは募集期間を長めに確保し、開催日までの日程を空けるなど、余裕を持って準備できるようにしましょう。
大規模大会（64チーム以上）
- 大会形式
トーナメント（予選リーグあり）
- 1組ごとのチーム数
3チーム
- 通過チーム数
1チーム
- 参加チーム上限
64〜1024チーム
- 勝利条件
2回バトルに勝利する
- 対戦表のブロック分け
中規模大会（16〜64チーム）
- 大会形式
トーナメント（予選リーグなし）
- 参加チーム上限
16〜64チーム
- 勝利条件
2回バトルに勝利する
- 対戦表のブロック分け
中規模大会（10〜32チーム）
- 大会形式
スイスドロー
- 参加チーム上限
10〜32チーム
- 勝利条件
2回バトルに勝利する
小規模大会（4〜8チーム）
- 大会形式
リーグ
- 参加チーム上限
4〜8チーム
- 勝利条件
3回バトルに勝利する
共同主催者について
大会を作成した後、主催者は共同主催者を追加することができます。
共同主催者を追加することで、複数人で大会を運営することができます。
共同主催者は主催者と同じ操作ができますが、大会の削除や中止は実行できません（大会の削除と中止ができるのは主催者のみ）。
共同主催者の追加と削除
フレンドから共同主催者を追加できます。追加された共同主催者を削除することもできます。
追加された共同主催者には、通知が送信されます。
大会を主催できないフレンドは共同主催者に追加できません。
大会主催者の制限について
役割の設定
実況や解説など、主催者と共同主催者に役割を追加することができます。
共同主催者には「スタッフ」が初期値の役割として設定されています。役割は大会概要や大会終了後の運営メンバー紹介欄に表示されます。
参加チームの募集
「大会をシェアする」にあるURLかQRコードをSNSなどで公開して、参加チームを募集します。
URLにアクセスするとイカリング３のタイカイサポートが起動します。参加希望者はそこから大会にエントリーできます。
参加チームの確定
募集期間終了後に参加チーム確定ボタンが表示されます。確定の前に、必要に応じて招待チーム枠の設定や、参加チームを失格にする設定をおこなってください。「参加チーム」を開き参加チーム確定ボタンを押してください。
※募集期間の終了前に、参加チームの確定を行うこともできます。参加チームの確定をすると募集期間中であっても、自動的に募集期間が終了します。操作を取り消すことはできませんのでご注意ください。
招待チームの設定
招待チーム枠を設定している場合は、各チームのメニューから「招待チームにする」を選択してください。
招待したいチームが大会にエントリーしなかった場合
招待チームは未設定でも参加チームを確定することができます。その場合は「キャンセル待ち」のチームが自動的に繰り上がって参加チームに追加されます。
参加チームを失格にする
大会ルールに違反しているチームを見つけた場合、そのチームを主催者権限によって失格にすることができます。
大会前でも大会進行中でも、失格にすることができます。
各チームのメニューから「失格にする」を選択してください。
主催者が見る参加チーム一覧に「失格チーム」として表示されますが、この項目は参加者には表示されません。ただし、失格となったチームに対しては、失格となったことが通知されます。
失格になったチームのメンバーは、チームを変えてもこの大会に再度エントリーすることはできません。
参加チーム情報のダウンロード
Webブラウザでタイカイサポートを利用している場合は、参加チーム情報（参加チーム名、メンバー名）をCSV形式でダウンロードすることができます。ダウンロードしたデータは表計算ソフトなどで読み込むことができます。
参加チーム情報の内容は次のとおりです。
- エントリーナンバー
- 参加状態
- 対戦表番号
- チーム名
- チーム名よみがな
- メンバー名
参加チームがメンバーを入れ替えた場合
募集の終了後にメンバーの入れ替えがあった場合、メンバーの編集履歴を確認することができます。
対戦表の編集・公開
参加チームを確定すると、対戦表が自動で生成されます。対戦表は公開するまでは必要に応じて編集できます。
対戦表が完成したら公開してください。対戦表を公開しないと、大会が開催されません。
チームを入れ替える
- 対戦表画面で「編集」を押します。
- チーム名を押して、選択画面を表示します。
- チームを選択して「入れ替え」を押します。
- 入れ替えた内容が問題なければ、「保存」を押して対戦表を保存してください。
ブロック分け
ブロック分け機能を使うと、トーナメントを複数に分けることができます。
設定できるブロックの数は、参加チーム数によって変化します。
予選リーグがある場合は、トーナメントに進出するチーム数をもとに分けられるブロック数が決まります。
| 参加チーム数 | ブロック数 |
|---|---|
| 2〜15チーム | なし（ブロック分け不可） |
| 16〜31チーム | なし / 2 ブロック |
| 32〜63チーム | なし / 2 / 4 ブロック |
| 64〜127チーム | なし / 2 / 4 / 8 ブロック |
| 128〜255チーム | なし / 2 / 4 / 8 / 16 ブロック |
| 256〜511チーム | なし / 2 / 4 / 8 / 16 / 32 ブロック |
| 512〜1024チーム | なし / 2 / 4 / 8 / 16 / 32 / 64 ブロック |
自動進行ラウンド
自動進行ラウンド内では、次の対戦相手の準備が整い次第、すぐに次の試合が始まります。
予選ありトーナメントの予選リーグでは、「自動進行の設定」の有無に関わらず、自動進行となります。
大会中どのように試合が進むのか、くわしくは以下をご確認ください。
対戦表の公開
対戦表が完成したら「公開」を押してください。参加者が対戦表を確認できるようになります。
一度公開した対戦表を非公開にすることはできません。
対戦表の公開をすると、すべての参加者に通知が送信されます。
観戦設定
主催者および共同主催者は観戦プレイヤーとしてタイカイサポートの部屋に入ることができます。対戦表の「観戦設定」から、観戦する主催者を選択してください。1試合につき2人まで選択することができます。
部屋の親になる
確実に観戦したい試合がある場合などにご利用いただけます。「部屋の親になる」にチェックを入れると、部屋の親となり、主催者がバトルの開始操作を行う必要があります。
親になった主催者は、対戦するプレイヤーと同様に「チェックイン」ボタンが表示されます。
1試合につきタイカイサポートの部屋の親になることができるのは1人までです。
同じラウンドで複数の観戦を設定したとき
ラウンドの各試合は同時に始まります。
主催者が部屋の親になる試合がラウンド内に複数設定してある場合、対戦チームは観戦プレイヤーが来るまで待機することになります。
確実に両方の試合を観戦したい場合は、「部屋の親になる」機能を利用してください。
主催者も選手として大会に参加する場合
選手として出場する試合が残っている間は観戦設定することができません。
大会当日の進行
大会当日は対戦表と紫のエリアのナビゲーションを見ながら進行してください。対戦表の進行状況やトラブルが起きた場合はナビゲーションに案内が出るのでご確認ください。
大会を開始する
大会開始時刻を過ぎるとナビゲーションに「大会を開始する」ボタンが表示されます。主催者側の準備ができたら、ボタンを押して大会を開始してください。
大会開始時刻前でも「開催時間前に大会を開始するには」から大会を開始できます。一度大会を開始すると操作を取り消すことはできませんのでご注意ください。
試合の進行状況を確認する
対戦表では、各試合の様子を細かく確認することができます。
試合の詳細を確認する
対戦表の試合を押して、くわしい内容を確認することができます。
また、試合結果を編集したり、バトルメモリーを『スプラトゥーン3』のロビー端末へダウンロードしたりすることもできます。
試合結果を編集する
問い合わせなどで主催者が勝敗を決める必要がある場合、主催者が試合結果を編集することができます。
予選の最後の試合、大会の最後の試合（決勝戦など）は、確定した後に編集することはできません。
自動進行が有効の場合
試合結果を確定した場合は、再度編集することはできません。ただし、次の対戦相手がまだ決定していない試合は、決定するまでの間は何度でも編集することができます。
自動進行が無効の場合
ラウンドの開始ボタンを押すまでは何度でも編集することができます。
試合を観戦する
主催者は観戦プレイヤーとしてタイカイサポートの部屋に入ることができます。
観戦プレイヤーとして参加する
- 観戦予定の試合がチェックイン可能になると、対戦チームのチェックイン待機画面になります。そのままお待ちください。
- 対戦する両チームのチェックインが完了すると、プライベートマッチのフレンドリストにタイカイサポートの部屋が表示されます。タイカイサポートの部屋に入り、観戦してください。
部屋のルールやステージの設定は、対戦表で上側のチームのキャプテンが行います。
「部屋の親になる」にチェックを入れた場合
観戦設定で「部屋の親になる」を選択した場合は、主催者もチェックインする必要があります。
- ナビゲーションに案内が表示されるのでチェックインしてください。
- 観戦プレイヤーと対戦チームのキャプテンがそれぞれチェックインを完了するとタイカイサポートの部屋が表示されます。プライベートマッチのフレンドリストからタイカイサポートの部屋に参加して、バトルを開始してください。
ラウンドを進行する
自動進行が有効の場合
次の対戦相手の準備が整い次第、すぐに次の試合が始まります。自動進行ラウンド中は、ナビゲーションで各ラウンドの残り試合数を確認することができます。
自動進行が無効の場合
ラウンドの試合が全て終了すると、ナビゲーションに次のラウンドを開始するボタンが表示されます。主催者は任意のタイミングでラウンドを開始することができます。
トラブルを解決する
大会の参加者から問い合わせがある場合、ナビゲーションにアラートが表示されます。内容を確認して、問題を解決してください。
「解決しました」ボタンを押すとアラートが「確認済み」となります。
時間がかかっている試合がある場合もアラートが表示されます。
参加チームを失格にする
大会ルールに違反しているチームや大会の進行を妨げるチームがある場合、失格にすることができます。
大会を終了する
大会の最後の試合が終了すると、大会結果が表示されます。